美らヤギの精肉が、「DINING OUT RYUKYU-SHURI」のメインディッシュに採用されました。

首里城夜景
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野外レストランイベント DINING OUT

都会の喧騒を離れ、自然の中で美食を堪能する。そんな非日常的な体験を叶えてくれるのが、プレミアム野外レストラン「ダイニングアウト」。2012年から日本各地で開催されており、その土地の食材を活かした独創的な料理と、五感を刺激する空間演出で、多くの人を魅了し続けています。観光庁が主催する、高付加価値事業の一環でもあります。

ダイニングアウトでは毎回、世界中から注目されるトップシェフが招かれ、その土地の食材を活かした独創的なコース料理を振る舞います。さらに食事だけでなく、自然の音や風、光、アート、音楽など、五感で楽しめる様々な演出がなされるのも特徴。また、その土地の食材や文化を取り入れ、地域の人々と共に作り上げるイベントでもあります。食事を通して、開催地の魅力をより深く知ることができる催しです。

美らヤギ ダイニングアウトメインディッシュ

今回のダイニングアウトは、ライトアップされた首里城跡で開催

ダイニングアウトの沖縄開催は八重山諸島、南城市、うるま市に続いて今回で4回目。2024年2月に3日間、沖縄の風土を活かした食材と琉球王国の文化を体感できるイベントとして開催されました。首里城の炎上・消失はまだ記憶に新しく、この地で開催されることは、沖縄で暮らす私たちにとっても大きな意味を持ちます。

今回料理を担当したのは、東京・南麻布にあるミシュラン三つ星の中華料理店「茶禅華」の川田智也シェフ。中華部門では中国語圏外で唯一ミシュラン三つ星を獲得された、まさに日本のトップシェフの一人です。川田シェフが取り組んだのは、沖縄伝統の食材や調理法と、中華の技法の融合。それは私たちが扱う、美らヤギについても同様でした。

揚げ上がりの温度を1℃単位で調整された美らヤギの骨付き肉に、ピパーチ(沖縄の島胡椒)を使用したソースを合わせ提供。これは四川料理の「魚香」と呼ばれるソースで、柔らかい酸味が特徴です。ヤギとピパーチという沖縄伝統の食材を使ったうえで四川料理の技法を取り入れ、昇華したヤギ肉。川田シェフが仰った、「沖縄の伝統、現在、未来がうまく整うような料理を目指しました。」との言葉に、我々も胸に熱いものを感じました。

美らヤギ ダイニングアウトメインディッシュ2

ヤギ肉の販売を取り扱う我々も、まだまだ事業をはじめたばかり。このイベントにヤギ肉を提供するために、試食用のヤギ肉を用意したり、イベント開催直前に3頭のヤギを朝10時から21時過ぎまで延々と捌き続けたのも思い出です。しかし、川田シェフや食材調達担当の方からいただいたお言葉や、イベントに参加された方々の笑顔を思うと、心からやりがいを感じることができました。これからも様々な方に喜んでいただけるよう、邁進して参ります。

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